発達障害の兄妹を育てているどれみそが、子育てあるあるを語ります。
誰かのお役に立てれば幸いです!

「えっ?発達障害って遺伝なの?!」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、割と納得できる方も多いのではないでしょうか。
これ、はっきりと科学的根拠が証明されているわけではありません。
ですが、東京大学や海外機関の研究では”関係ありそう”という結果が出ているんですね。
発達障害の原因としては、その他に周産期のトラブルや化学物質、生育環境の影響も考えられています。
私の体感ですが「遺伝は関係ある」と思います。
理由は以下の通り。
・我が子が2人とも発達障害だから
・療育に通っているお友達の大半がきょうだいで発達障害だから
・私にも主人にも発達障害の特性があるから
・私と主人お互いの親族に、発達障害の特性を持った人が多数いるから
・療育に通っているお友達の親族に、発達障害の特性を持った人がいるから
上の子が2歳で発達の遅れを指摘されて以来、
4つの療育機関と幼稚園、保育園、小学校など沢山の方々と関わってきました。
その中で、きょうだいで発達障害、あるいはその疑いを指摘されるケースのなんと多いこと。
最初に目の当たりにしたのは、上の子が療育園に通いはじめて間もない頃でした。
新しく入ってきた女の子のお母さんが、先生に
「お兄ちゃんがお世話になりました。」と言ったのです。
私は衝撃を受けました。そして正直に言うと、こう感じたのです。
「きょうだいで障害があるなんて、このお母さんかわいそう。なんて恵まれていないの?」
「自分だったら絶望するだろうな…」
このときは、まさかそれが自分の身に降りかかるとは思ってもいませんでした。
娘に関しては、きょうだい児問題についての記事を漁っていたくらいでしたから。
月日は流れ、娘が発達障害の診断を受けた頃。私は絶望しませんでした。
やはりあの頃は、圧倒的に知識と経験が足りなかったのです。
むしろ明るい未来の可能性を感じています。
近年、発達障害についての理解が広まり、教育や様々な場所に生かされています。
ほんの数年違えば、発達障害児を取り巻く環境が大きく変わっていく時代。
これまでにないスピードで、状況は良くなってきていると感じます。
とはいえ、まだまだ情報が少ない発達障害児教育。
もれなく知識をつけて、子供の可能性を広げられるよう、これからもがんばります!