周囲からの「大丈夫」が辛い…発達障害児の親が楽になれる方法3つ

「大丈夫」

発達障害の子供を育てている親なら、きっとよく耳にした言葉でしょう。

我が子の異変に気付きながらも、「まさかうちの子が障害者なわけ無い…!」と思っていた時期。
その頃私は、周囲からの「大丈夫」に励まされていました

ママ友からは「うちの子も同じようなことしてたから大丈夫
じじばばからは「昔はそんな子そこら中にいたから大丈夫」など。

でも、肝心な心理士や医者など有識者からの「大丈夫」は、なかなか聞くことができませんでした。
言葉を濁されるというか、聞いてもはっきりと答えてくれません(今考えると当たり前ですが…)。

時が経ち、発達検査をして診断名が出たころ…。
周囲からはそれでも「大丈夫」と言われます。

ママ友からは「成長が遅い子っていくらでもいるし、すぐ追いつくよ。大丈夫
じじばばからは「最近は何でもかんでも障害って言って甘えている。ちゃんとしつければ大丈夫」など。

そんな「大丈夫」を聞くたび、

うちの子は普通じゃないのに分かってくれない!
しつけではどうにもならないのに分かってくれない!
私はみんなと違ってこんなに頑張っているのに分かってくれない!

…と、どんどん辛くなりました。

この記事では、その頃の自分と同じように苦しむ人が、少しでも楽になれる方法をお伝えします。

①周りに理解してもらうことを諦める

周囲はあなたを傷つけるつもりで言っているのではありません。…というのは重々わかっているとは思いますが、
あなたのことを想って言ってくれているのです。

でも、やっぱりあなたはこう思います
「障害について何も知らない癖に、何が分かるっていうの?」
「あなたの子は普通でしょ。他人事だと思って軽々しく言わないで」
「昔いたその子が、そのあとどんな人生を歩んだかも分からない癖に!」

あなただってきっとこんな腹黒い感情は持ちたくないはずです。
でも仕方ない。あなたも、周囲も悪くないんです。

ここであなたが嫌な思いをする原因の一つに「周りに理解してほしい」という思いがあることが言えます。

周りに理解してもらうことは、とてもとても難しいです。
あなた自身が毎日子供と向き合って、夜な夜なネットで発達障害を検索して…。
そしてようやく分かったようなことを、周りに求めても無駄です。

辛いですが、周りに理解されなくて当たり前だと思って、これまでの人間関係に一定の距離を置くのもいい方法だと思います。

物理的に距離を置くのが難しい人は、接触を最低限にする。
向こうから話しかけられた時だけ聞き手に回るとか、気遣いも半分くらいにしましょう。
こちらから話を振ったり、相談するなんてことはできるだけ辞めたほうが無難です。

今は暗く長いトンネルで彷徨い、「出口なんてあるわけない!」とさえ思うかもしれません。
信じられないと思いますが、断言します。いずれ必ず光が見えます。

それまでは周囲との人間関係も、頑張って維持しようと思わなくて良いです。
頑張って壊れてしまうよりは、大人しくしてみましょう。

いずれ光が見えたら、図らずとも自信をもって周囲と関わる事ができます。

②できるだけ沢山の、似たような発達特性を持つ子の親と交流する

これは義務です。…冗談ですが、それくらい重要です。
これまでの人間関係から一旦身を引く代わりに、似たような発達特性の子供を持つ親と交流してください。
絶対にあきらめず積極的に関わりに行ってください。

できるだけ沢山の人と交流した方が良いです。

同じような発達特性を持つ子の親にも、実に様々な人がいることは分かりますね。
その中で、自分と相性のいい人が見つかるとベストです。

よっぽどコミュニケーションの仕方を間違わない限りは、嫌われるなんてことも無いと思います。
もし嫌われても、貪欲に次を探しましょう。

出逢う方法ですが、一番は子供の療育先です。
時々すれ違う程度の人にも、勇気を出して声をかけてみましょう。

地域で発達障害のサークルコミュニティがあるなら、積極的に参加します。

また、ネット上で見つけるのも手軽でいいと思います。
SNSでこれはと思った人がいればフォローして積極的にコメントしたり、自分の情報を発信してみましょう。

悩みを分かち合えたり、有益な情報を仕入れられたり、それが何よりも自分と子供のためになります。

③努力して「育児を忘れて好きなことをする時間」を作る

まじめな人ほど難しいのですが、親が一番に努力するべきは「育児を忘れて好きなことをする時間」を作ることです。
なぜかと言うと、自分がある程度満たされていないと、子供を愛することができなくなってしまうからです。

育児をしているとどうも「自分が我慢しなきゃ」と思いがちです。
子供のために頑張って頑張って限界が来た時に、自分の心が壊れてしまっていたらどうしますか?
そんな心ではもう、自分はもちろん子供のことまで愛せなくなってしまうかもしれないのです。

そうならないために、自分を満たす努力は最優先で行うべきです。
自分が満たされて、初めて周りに自然な愛情をかけられるのです。

具体的には、
旦那やじじばばに休日3時間程度任せてみる
一時保育の予約を死ぬ気で勝ち取る」など。

発達障害がある子は、普通の子が受けられる支援でも制限される可能性があります。
自治体やママ友の情報を仕入れて、我が子を数時間預けられるサービスは調べて、必ず確保しておきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

周囲からの「大丈夫」が辛くなったら…

①周りに理解してもらうことを諦める
②できるだけ沢山の、似たような発達特性を持つ子の親と交流する
③努力して「育児を忘れて好きなことをする時間」を作る

という方法を試してみてください。

私は、我が子の異変に気付いてから診断を受けた後も、なかなか障害を受容できませんでした。
何年も、夜な夜なネットサーフィンをしてはシクシク泣いていました。
このことを知っていれば、もしかしたら苦しむ時間が減っていたかもしれません。

暗いトンネルは長かったです。
なかなか愛着を示さないこともあり、周りと比べて子供を愛せていない自分に嫌気が差していました。

でも、今は違います。上の子が小学生となった今、自信をもって「子供を愛している」と言えます。
愛着表現も徐々に増えてきました。
2人とも確かに変わっていますが、唯一無二とも言えましょう。そこがかわいくてたまりません。
絶対に失いたくない私の宝物です。

暗いトンネルにいるあなたへ、この記事が微かでも道しるべとなれたなら幸いです。

Follow me!

PAGE TOP