【発達障害の子育てあるある】癇癪~それは活きの良過ぎる鯛の如く~

発達障害の兄妹を育てるどれみそが、子育てあるあるを語ります。
誰かのお役に立てれば幸いです!

一時期上の子を通わせていたスイミングスクール。
その更衣室ではいつも下の子が癇癪を起こして、喚き散らしていました。

3歳では親子スイミングはなく分離だったので、下の子をあやしながら待つことに。
発達障害を持つ娘は、やはりこの待ち時間でも同年代の子とは様子が違いました。

特に目立ったのは更衣室での癇癪。
息子は発達が遅く自分で着替えられなかったので、私が手伝うのですが…
その間中、世界が終わるのかと思うような叫び声で喚き散らします。

周りに10組前後の親子がいましたが、その会話も全く成り立たないくらいの声量。
誰もが振り返るような、何メガヘルツかと思うような泣き声です。

前抱っこでは着替えさせられないので、大体おぶっていました。
その頑丈な抱っこ紐を目一杯引っ張って仰け反る娘。

ある時「下ろしてみたら?」とコーチが気を使ってくれました。
でも、いざ下ろしてみると、床に頭を擦り付けながら癇癪の勢いは増すばかり。
例えるなら活きの良すぎる鯛です。
仰向けで腰を激しく上下させながら、死にそうってくらいの癇癪。
何がそんなに嫌なの?と、こっちも泣きたくなりました。

下の子が癇癪を起こすと、決まって耳鳴りのようにキーンとなります。
この感覚、結構分かる人いるんじゃないでしょうか。
子供が苦しんでいるけど、どうしようもできないし、尋常じゃないし、周りの目線もすごいし。
着替えを嫌がる息子もホールドしつつ、白目になりながらなんとか乗り切っていたかと思います。

娘の難しさは着替えの際だけでなく、もちろん待ち時間にも色々あったわけで。
明らかに周りの子達と様子が違う。
結局私の精神が持たず、半年でスイミングを辞めてしまいました。息子はよくわかっていない様子でしたが、続けていれば何か得られていたかもしれないのに申し訳なかったです。

発達障害と酷い癇癪には、少なからず相関関係があるようです。
健常児に比べてこだわりが強いことや極端な思考傾向、周りの環境を感知する力が弱いことや感覚過敏などが原因として挙げられます。

何かつまんないなと思ったら
「つまんないの嫌だ!もう死ぬほど嫌だ!もう世界の終わりだ!」となるんでしょうし、
やりたいことができなければ
「私は今これがしたいのに、なんで止めるの?嫌だ!死ぬほど嫌だ!もう世界の終わりだ!」となるんでしょうし、
衣替えで長袖を着せると
「何だ?昨日までと違うじゃないか!嫌だ!死ぬほど嫌だ!もう世界の終わりだ!」となるのかもしれません。

それに比べて健常児はすごいですね。無意識のうちにある程度周りの雰囲気を察知して、合わせられるようですよ。まあ、みんながそうとは限らないでしょうが。

娘の癇癪は年中さんの頃まで続きましたが、年長さんになった今ではほとんど見られません。
言葉を使って気持ちを伝えられるようになってから、徐々に減っていったかと思います。
娘は人懐っこい性格ですが、他の子に比べて言葉の理解が遅く、滑舌も悪くてコミュニケーションに問題を抱えていました。お友達と関わりたいのに、自分だけうまくできない…と、もやもやした気持ちがあったのかもしれません。

毎日、療育施設で関わってくれた先生方に感謝です。